ブログを始めるなら読むべき1冊 年商10億ユーチューバーがすすめる必読書とは

「クリエイティブを共有!Show Your Work! “君がつくり上げるもの”を世界に知ってもらうために」

アメリカに移住してからブログを始め、それから何年かかけて少しずつブログを書いていました。

100記事以上は超えていて、放置していても少しの収入が毎日入ってくるくらいにはなっていたのですが、娘を出産、その後税理士の仕事を始めてから自分の時間を確保することができず、結局ブログは閉鎖。

いつかまたブログを再開したい、という気持ちを持ち続けていました。

ある日、ブログをどうやって再開しよう、と何か解決のヒントとなるYouTubeビデオを検索していたときのこと。

あるYouTubeチャンネルでAustin Kleon氏の「Show Your Work!」という書籍が紹介されているのを見つけました。

この書籍は、日本語でも「クリエイティブを共有!Show Your Work! “君がつくり上げるもの”を世界に知ってもらうために」というタイトルで出版されています。

アメリカのアマゾンでは1万人以上の高評価レビューが付くほどの人気のある書籍で、私もこの書籍を外出先で持って歩いていると、「私もこの本大好きで持ってる!」と声をかけられたことがあるほど。

この書籍が紹介されていたのは、Ali Abdaal氏のYouTubeチャンネル。

彼は医師としてのキャリアを捨て、YouTuberとして成功したユニークな経歴を持つ人物で、彼のチャンネルは驚異的な479万人の登録者を持っています。

ビジネスに関する情報、書籍のレビュー、役立つアプリの紹介など、非常に興味深く役立つコンテンツで溢れていて、本当にためになるので最近よく視聴しています。

このビデオの中で、Ali氏はこの書籍に影響を受けブログを始め、今では年商何十億と稼いでいることを語っていました。私も読んでみたい!と興味を持ち、読んでみたのですが、想像以上に素晴らしい書籍で、「ブログの書き方」のようなHow to本ではなく、もっと精神的で、全く新しい視点を与えてくれるものでした。

心に残った引用をこのブログに残したいと思います。

創造プロセスの共有

She can share her sketches and works-in-progress, post pictures of her studio, or blog about her influences, inspiration, and tools. By sharing her day-to-day process – the thing she really cares about – she can form a unique bond with her audience. P36

「彼女は自分のスケッチや進行中の作品を共有し、スタジオの写真を投稿したり、彼女の影響やインスピレーション、ツールについてブログを書いたりすることができます。彼女の日常のプロセス、つまり彼女が本当に大切にしていることを共有することで、彼女はオーディエンスと独自の絆を築くことができます。」 – ページ36

自分の創造プロセスをブログ読者に公開することで、読者は完成した作品の背後にある過程を見ることができます。この透明性が、フォロワーとのより深いつながりを促進することができると著者は伝えています。

 

インスピレーションの源

Where do you get your inspiration? What sorts of things do you fill your head with? What do you read? Do you subscribe to anything? What sites do you visit on the Internet? What music do you listen to? What movies do you see? Do you look at art? What do you collect? What’s inside your scrapbook?  What do you pin to the corkboard above your desk? What do you stick on your refrigerator? Who’s done work that you admire? Who do you steal ideas from? Do you have any heroes? Who do you follow online? Who are the practitioners you look up to in your field? Your influences are all worth sharing because they clue people in to who you are an what you do – sometimes even more than your own work.

「どこからインスピレーションを得ていますか? どんなことで頭がいっぱいですか? 何を読んでいますか? 何か定期購読していますか? インターネットでどんなサイトを訪れますか? どんな音楽を聴きますか? どんな映画を観ますか? アートは鑑賞しますか? 何を収集していますか? スクラップブックの中身はなんですか? コルクボードに何を留めていますか? 冷蔵庫に何を貼っていますか? 尊敬する作品を制作した人はいますか? アイデアを盗む相手は誰ですか? ヒーローはいますか? オンラインでフォローしている人は誰ですか? 自分の分野で尊敬している実践者は誰ですか?

自分が影響を受けたものは全て共有する価値があります。

なぜならそれは他の人々にあなたが誰で、何をしているのかを示す手がかりになるからです。

時には、あなた自身の作品以上に重要な情報を提供することがあります。」

この引用の質問1つ1つは、自分が好きで何も考えずに日常的にしていることでも、実はブログの素晴らしいトピックになることに気が付かせてくれました。

 

アートのアトリビューション

Attribution is all about providing context for what you’re sharing: what the work is, who made it, how they made it, when and where it was made, why you’re sharing it, why people should care about it, and where people can see some more work like it. Attribution is about putting little museum labels next to the stuff you share. P85

「アトリビューションとは、共有する内容についてのコンテキストを提供することです。

つまり、作品が何であるか、誰が作成したのか、どのように作成したのか、いつ、どこで作成されたのか、なぜ共有するのか、なぜ人々はそれを気にかけるのか、どこで作成されたのかなどです。

人々は同様の作品をもっと見ることができます。アトリビューションとは、シェアするものの横に小さな美術館のラベルを付けることです。」 – ページ85

本、YouTube、オンライン上の記事など、日々出会う自分が深くインスピレーションを受けたコンテンツをどう、「盗む」ことなくシェアしていくことができるのかと長い間悩んでいましたが、この引用箇所に出会って問題を解決することができました。

まとめ

オースティン・クレオンの「Show Your Work!」は、知識、創造性、経験を人々と共有することで、他の人々とつながり、共通のコミュニティを築くことができると主張しています。

また、共有し、教え、アトリビューションし始めることでオンラインプレゼンスが輝くこと。

デジタル時代において、自分の仕事を見せることは選択肢ではなく、個人的および専門的な成長のための強力なツールなのであることを伝えています。

何度も読んでいきたい本だと思いました。

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